ひふみん備忘録

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全車指定席のはやぶさに自由席特急券で乗る話

不正乗車の方法を書いてるかのようなタイトルですが、不正乗車の方法は書いてません。ご安心ください。

 

東北新幹線沿線に住んでいる方には馴染みのあるはやぶさ号。

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(はやぶさ号@木古内駅)

 

この列車は速くて便利な一方、全車指定席ではやぶさ料金と呼ばれる割増運賃が加算された指定席券を買わないと乗ることができません。

 

しかし、例外があり、指定席券を買わなくても乗ることができてしまいます。

 

例外パターン① 盛岡〜新函館北斗の間のみ乗車する場合

東北北海道新幹線の盛岡から新函館北斗までは全車指定席のはやぶさ号しか走っていません。そのため、この区間のみを利用する旅客のために特定特急券という特殊な特急券を買うことではやぶさ号に乗ることができます。

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(特定特急券)

東北新幹線での特定特急券というのは、普通車指定席の空いてる座席を利用できる特急券のことで、実質自由席特急券と同じものになっています。

 

例外パターン② 仙台〜盛岡間に停車駅があるはやぶさに仙台〜盛岡間内の相互発着で利用する場合

盛岡から東京寄りは自由席を連結したやまびこ号が走っているため、特定特急券は発売されていません。

しかし、仙台〜盛岡間で停車駅がある場合に限って仙台〜盛岡間で自由席特急券はやぶさ号の空席に乗ることができます。

この制度はあまり広くは知られていませんが、仙台から北側のやまびこ号の本数が少ないことや、乗客数が少ないことの救済措置であると考えられます。

停車駅が多くてもちゃんと時速320kmで走ってくれるので、ちょっと得をした気分になれますし、この区間で指定席券を買ってはやぶさ号に乗るより約700円安く乗ることができます。

ただし、あくまでも全車指定席なので、自分が座っている席にその席の指定席券を持った人が来たら譲らなければなりません。

譲る時の気まずさを感じたくない人は、乗車直前にえきねっとか駅の指定席券売機で空席を探しましょう。

指定席券売機で空席を検索すると下の画像みたいな感じで出てきます。この画像の◯が空席です。これをもとに空席を選んで座れば譲ることなく乗ることができます。

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さらに、空席がない場合は座ることができません。確実に座りたい場合は指定席券を買った方が良いでしょう。