急行はまなす乗車記録〜2015冬札幌旅行記〜
※注 急行はまなす号は2016年3月21日をもって廃止されてしまったので、現在この旅程で旅をすることはできません
青森からは急行はまなすに乗って札幌を目指しました。
急行はまなすについて簡単に説明すると、
・青森と札幌を結ぶ夜行列車
・日本最後の客車定期列車かつ定期急行列車
・座席車以外にもB寝台やカーペットカーを連結してる
・北海道&東日本パスで乗車可能(寝台含む)
みたいな感じです。
今回は、普通の座席車に乗りました。
青森ー札幌で¥1820という安さ!移動手段兼宿泊施設と考えると破格の安さですね。
北海道新幹線開業直前の青函トンネルを含む海峡線の車窓を楽しみたかったので、函館まではロビーカーに乗ることに。
(ロビーカー内装)
ロビーカーで座っていると、地元の大学生の方たちが隣に来たので、その人達と話したり飲んだりしているうちに列車は青函トンネルを抜けて函館に到着しました。(結局車窓は見ていない笑)
函館では、列車の進行方向が変わり、さらに機関車も付け変わります。
函館で機関車を付け替える理由は、
・函館駅は昔、青函連絡船との乗り換え駅だったため、港にせり出すような構造になっている。(札幌方面に直進できない)
・青森から函館までの津軽海峡線は電化されているが、函館から札幌までの函館本線は一部電化されていない区間があるため、電気機関車は走れない。
の2つです。
機関車付け替えを見るために極寒の函館駅のホームに降り立ちました。気温的にはさほど寒くありませんが、函館駅は港に面しているため、海からの冷たい風が吹き付けてくるので、気温以上に寒く感じました。
機関車付け替えが終わると、列車はいよいよ札幌へ向けて走り始めます。
函館からは自分の座席に戻り、寝ることに。…とは言っても座席夜行列車で熟睡できるはずもなく、長万部まで眠れず、東室蘭で目が覚めてしまいました。
眠気と北の大地に降り立つ高揚感を感じていると、列車は終着・札幌に到着しました。