私とクリスマスと東北本線①〜2015冬札幌旅行記〜
北海道&東日本パス(以下では北東パスと呼ぶ)は、皆さんお馴染みの青春18切符の亜種のような切符で、基本的には18切符と同じ仕様です。しかし、いくつか異なる点があります。
主な異なる点は、以下の点です。
・有効エリア
(18切符:JR全線、北東パス:JR北海道と東日本管内)
・有効日数
(18切符:5日間、北東パス:7日間)
・柔軟性
(18切符は5日間連続して使わなくてもよいが、北東パスは7日間連続して使わなくてはならない)
・IGR・青い森鉄道への乗車可否
(18切符:IGR→不可、青い森鉄道→条件付きで乗車可。北東パス:IGR・青い森鉄道→共に乗車可)
北海道を目指すにあたり、盛岡から青森までの最短経路(IGR・青い森鉄道経由)を取れる北東パスのが優れているため、今回は北東パスを選択しました。
1日目:2015.12.25
1日目の目的は青森駅としました。
クリスマスの朝9時、仙台駅から下り小牛田行きの列車で、ひたすら東北本線を北上し、青森を目指す旅が始まりました。
この区間は乗り慣れた区間なので、寝ていたらあっという間に小牛田に到着。次の一ノ関行きに乗り換えます。
ここから青森までひたすら701系という通勤列車の旅が続きます…。
この701系、18キッパーなどの鈍行旅行者からは嫌われる傾向にあります。
主な理由として、
・オールロングシート
(ベンチみたいな形をした座席しかない)
という点が挙げられます。ロングシートだと景色が見えにくかったり、お弁当を食べられなかったりするために旅行者からは嫌われる傾向にあるようです。しかし、オールロングシートにすることによって、乗車人数を増やすことができるので、地元の人からはありがたがられているそうです。地元の人からありがたがられている以上、大して金を払わない鈍行旅行者は文句を言ってはいけません。諦めましょう。
小牛田を過ぎると一面の田園風景が一ノ関までひたすら続きます。(景色が単調でつまらないなどと言ってはいけない)
眼前に広がる田園風景を眺めながら、
「世の中の人は恋人や家族とクリスマスをすごしてるんだよな、俺は一人で何をしてるんだろう」
などと考えているうちに一ノ関に着きました。
クリスマスと東北本線②に続く…