男は黙ってクリスマスラーメン〜2015冬札幌旅行記〜
※私とクリスマスと東北本線②(https://hihumin123-twal.hatenablog.jp/entry/2019/03/22/090000_1)の続きです
青森に着いたのは夕飯時。朝からロクに食事をしていないので、食事をすることに。
出発前、青森出身の友人からとあるラーメン店を勧められていたのを思い出したのでそこに行くことに。
そのとあるラーメン店とは、「味の札幌 大西」というお店です。
この店の名物(なのか青森名物は知らない)は
というラーメンです。
初めて聞いた方は「うわ、なんだゲテモノかよ」って思いますよね?僕も初めて聞いたときはそう思いました。
早速、「味噌カレー牛乳ラーメン」を注文しました。
しばらくすると、ラーメンが運ばれてきました。
見た目は意外と普通ですね。強いて言えばカレー感が強い見た目をしています。
肝心のお味はゲテモノのような名前をしていますが、大変美味でした!
見た目はカレーなのですが、味は味噌ラーメンに牛乳のまろやかさを足したような味をしていました。
皆さんも青森に行った際は、ぜひ「味の札幌 大西」さんに足を運んでみてください!
私とクリスマスと東北本線②〜2015冬札幌旅行記〜
※私とクリスマスと東北本線①(https://hihumin123-twal.hatenablog.jp/entry/2019/03/22/004556)の続きです。
仙台から約2時間、一ノ関に到着しました。ここから長い長い岩手県の旅が始まります。
一ノ関周辺には、世界遺産・平泉や猊鼻渓などの観光地がありますが、今回の行程上これらの場所に寄ることはできないので、またの機会に訪れることにしました。駅舎を撮影し、次の列車へ。
ここからは、先程の緑色の帯の車両から紫色の帯の車両になります。この帯の色はエリアによって変わります。例えば、仙台エリアでは緑色、盛岡エリアでは紫色となっています。普段見る色と違う色の帯の車両を見ると、遠くまで来たことを実感することができるので、ぜひ覚えておいてください←
列車は一ノ関を出ると、世界遺産のある平泉、前沢牛で有名な前沢を通りますが、行程上余裕がないので、スルーします…。
列車は順調に岩手県を北上していきます。仙台を出たときは、花巻を過ぎたら雪景色になると予想していたのですが、雪景色にならないまま岩手県の県庁所在地・盛岡に到着しました。
せっかく盛岡まで来たのだから盛岡冷麺を食べよう。時刻表では次の八戸行きまで余裕があるから冷麺食べる時間があった気がするけど、一応、駅の発車案内で確認しておこうと思い、IGR線の盛岡駅へ。
発車案内を確認すると、なんとまもなく八戸行きの普通列車が発車することになっているではありませんか!!
…そう、私は時刻表の隣の欄を見て時刻を勘違いしていたのです。(アホ)
冷麺は諦めて大慌てで八戸行きの普通列車に乗り込みます。
第4列車 IGR線普通列車八戸行き
なんだ、おまえ、東北本線を北上するとか言っといて東北本線じゃない列車に乗ってるじゃねえか、と思いますよね。
そうなんです。今の東北本線の終点は青森駅ではなく、盛岡駅なのです。昔は青森駅が終点でしたが、東北新幹線が開業した際に盛岡ー青森はJRから経営分離されて、岩手県側はIGRいわて銀河鉄道に、青森県側は青い森鉄道になってしまいました。今回の旅では、便宜上青森駅まで東北本線ということにしています。
この区間が経営分離された理由は、地域の利用者が少なく、新幹線開業で特急列車が廃止されると赤字路線になるから、だと思われます。このように経営分離された路線では、赤字補填のために運賃が値上げされるなどのデメリットはあるものの、地域に密着したダイヤを組んだり、新しい駅を作ったりしやすくなるので、一概に悪いことばかりではありません。
盛岡を出てしばらくすると、いよいよ雪景色が見られるようになりました。仙台在住とはいえ、やはり雪を見ると感動してしまいます。雪の舞う峠を越える701系に頼もしさを覚えていると、いよいよ列車は岩手県を抜けて青森県に突入し、まもなく八戸に到着しました。
八戸に着くと先程まで舞っていた雪やみ、積もっていた雪はなくなりました。雪はなくても、列車から降りた時に盛岡と比較して寒く感じたので、だいぶ北まで来たなぁ、と感じました。
八戸では40分くらい時間があったので、駅そば「はやて」でそばを食べました。新幹線の名前がついてるあたりにセンスを感じますね。
駅そばを食べ終わったらいよいよ本日の目的地、青森へ向かう列車に乗り込みます。
八戸を出ると米軍基地のある三沢に着きます。三沢付近では、米軍の飛行機が飛んでいるのを見かけ、改めてこの地に米軍基地があることを認識しました。米軍基地が忙しくならないよう、平和が続くことを祈念しつつ三沢を後にします。
三沢を出ると、再び車窓に雪が増えてきました。野辺地を過ぎた辺りで日没を迎えました。車窓は暗闇に包まれるはずですが、それでもよく見ると雪が見えるくらいには雪が積もっていて、いよいよ北国という感じがしてきます。浅虫温泉を過ぎると、終点青森はもうすぐです。
そして、仙台から列車に揺られること約8時間、東北本線の終点青森に到着しました!
青森駅のホームに降り立つと、達成感とともにクリスマスに何してんだ、俺という二つの感情が湧いてきました(笑)
改札を出て、思い返してみると、長いように見えて短い8時間だと感じました。途中、宮城県内の景色がつまらn(ry以外は退屈せずに過ごせたのが大きいかもしれません。
東北本線沿線には様々な平泉などの観光スポットや、盛岡冷麺のようなグルメがあるので、余裕を持たせた旅にするとなお良い旅になるかと思います。くれぐれも、時刻表の読み間違えには気をつけましょう(戒め)
2015冬札幌旅行記 青森編に続く…
私とクリスマスと東北本線①〜2015冬札幌旅行記〜
北海道&東日本パス(以下では北東パスと呼ぶ)は、皆さんお馴染みの青春18切符の亜種のような切符で、基本的には18切符と同じ仕様です。しかし、いくつか異なる点があります。
主な異なる点は、以下の点です。
・有効エリア
(18切符:JR全線、北東パス:JR北海道と東日本管内)
・有効日数
(18切符:5日間、北東パス:7日間)
・柔軟性
(18切符は5日間連続して使わなくてもよいが、北東パスは7日間連続して使わなくてはならない)
・IGR・青い森鉄道への乗車可否
(18切符:IGR→不可、青い森鉄道→条件付きで乗車可。北東パス:IGR・青い森鉄道→共に乗車可)
北海道を目指すにあたり、盛岡から青森までの最短経路(IGR・青い森鉄道経由)を取れる北東パスのが優れているため、今回は北東パスを選択しました。
1日目:2015.12.25
1日目の目的は青森駅としました。
クリスマスの朝9時、仙台駅から下り小牛田行きの列車で、ひたすら東北本線を北上し、青森を目指す旅が始まりました。
この区間は乗り慣れた区間なので、寝ていたらあっという間に小牛田に到着。次の一ノ関行きに乗り換えます。
ここから青森までひたすら701系という通勤列車の旅が続きます…。
この701系、18キッパーなどの鈍行旅行者からは嫌われる傾向にあります。
主な理由として、
・オールロングシート
(ベンチみたいな形をした座席しかない)
という点が挙げられます。ロングシートだと景色が見えにくかったり、お弁当を食べられなかったりするために旅行者からは嫌われる傾向にあるようです。しかし、オールロングシートにすることによって、乗車人数を増やすことができるので、地元の人からはありがたがられているそうです。地元の人からありがたがられている以上、大して金を払わない鈍行旅行者は文句を言ってはいけません。諦めましょう。
小牛田を過ぎると一面の田園風景が一ノ関までひたすら続きます。(景色が単調でつまらないなどと言ってはいけない)
眼前に広がる田園風景を眺めながら、
「世の中の人は恋人や家族とクリスマスをすごしてるんだよな、俺は一人で何をしてるんだろう」
などと考えているうちに一ノ関に着きました。
クリスマスと東北本線②に続く…